健康な便の色・形・臭い・硬さについて


便の色や形、硬さなどが体の健康状態を表しているという話を耳にされたことがある方は多いと思います。

いろんな便秘解消法がありますが、自分の便秘の症状によってその便秘解消の方法が合っているのかな?という問題を感じた時、やはりそれは、便の状態によって判断したいですね。

では、健康的な良い状態の便について、いくつかのポイントに分けてご紹介したいと思います。

◇形
形は、ある程度の太さと長さのある、いわゆる「バナナ状」が理想的といわれています。その時、ピンとこないかもしれませんが、水分は70〜80%くらいが良いといわれています。水分が90%を超えると下痢便になります。

ちなみに、直腸性の便秘の場合、便は太く短くなる傾向があり、けいれん性便秘ではウサギの糞状のコロコロの状態になります。

◇色
バランス良く食事が取れていれば、便の色は黄褐色になります。そのとき、野菜類を多く摂っていると黄色くなり、肉類を多く摂取していると黒くなります。

また、消化器官から出血がある場合など、真っ赤や真っ黒の便が出ることがあるので注意が必要です。普段とは違う便が出た時は、体に何らかの異常がある合図ですので、病院に足を運び受診した方が良いでしょう。

◇ニオイ
健康な便はいおわない、という話を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。ただ、無臭ということはありません。

便は食べ物のカス、腸内細菌によって分解された物、細菌類、古い細胞などが成分です。腸内に悪玉菌が増えた場合、おならや便の臭いが強くなります。つまり、悪玉菌が増殖し腸内の環境が健康でない状態の時、おならや便のニオイは強くなります。

例えば、肉類を多く摂取すると、動物性タンパク質を悪玉菌が腐敗、発酵させるため、便が臭くなります。現在、食の欧米化が進み、肉類中心の食生活になる機会が増えてきましたが、やはり昔から日本に伝わる野菜中心の和食が健康には良いということがいえます。

ちなみに、健康なウンチかを判断する基準に、「便が水に浮く」ということがよくいわれます。これは、ウンチが水に浮くということは、十分に食物繊維を摂取できていることを表しているそうです。